センター数学で八割を確実に刻み込むには
こんにちは、マーシャさんです。
今回は大学入試センター試験における数学について書こうと思います。書いている現在の時点であと二回しかセンター試験ないんですけど、ちょっと修正するだけで通用する普遍的な方法だと私は考えています。
まずこの記事の対象は東大京大医学部志望のほぼ満点狙いの受験生ではなく、
数学が苦手で失敗したくない子や得意教科なはずなのに何故か点数が安定しない子達です。また論理的思考力に書く人たちにも読んでほしいです。
はい、対象外の方がいなくなったところで話を進めていきます。
皆さん、センター数学怖いですよね。センターの配点の高い文系で数学爆死して志望校変えざるを得なくなった子の話を現役時代友人伝いに聞いたこともありました。理系でも計算ミスしたとか言って志望校下げたりする子もいました。センター利用の私立とか二次試験を課す大学にもセンターで8割取れていればかなりのアドバンテージが得られるのではないでしょうか。
「そんなの出来たら誰も苦労しないよー!」と思われそうですが勉強すればだれでも出来るようになります。
センター数学は「100マス計算を1分以内にやってください」といわれているようなものだと思ってください。そう言われれば、大学受験を考えている人のほとんどが何回かもしくは数時間か練習すればこれはできるようになると思うことでしょう。それと同じことなのです。hahaha
センター数学は高校までの数学の教科書レベルの内容がしっかり身についていて正確に素早く解けるようになっていることを要求しています。だから8割取れないのは本当は甘えなんですよ!!(ごめんなさい。調子に乗りました。)
では百ます計算の例になぞらえてその方法を紹介していきましょう。
大きく2つのステップに分かれています。
- 四則演算を完璧にする。
- 時間内に解けるようにコツをつかんだり解く順番を工夫したりする。
この2ステップでセンター試験という多少難しい百ます計算でも満点はいかないにしても8割くらいは安定して取れるようになるでしょう。
まずステップ1が一番時間がかかるし大変なポイントです。
※ここまで読んでもらって申し訳ないですけどセンター直前だったらあきらめてください。間に合いません。
1 四則演算を完璧にするというのはセンター試験においては問題を見た瞬間に解答の方針が立ち計算を始められる状態にするということです。これがしんどいんですけど。
私がオススメするのは黄チャートです。(アマゾンのリンク貼っておきますけど課程が自分の受ける試験に対応しているか確かめてから買ってくださいね!私は当時BOOKOFFで買いました。)
なぜ黄チャートかというとセンターで求められるのはこのレベルだからです。根拠はなくて経験則で申し訳ないですがいけます。私はこの勉強が終わってからマーク式で8割切ってません。
どうやって勉強していけばいいかというと基本例題をパッと開いたときに解答が一瞬で思い浮かぶようになるまでやりこめばいいだけです。簡潔でいいですよね。問題が全部解けたらテストは基本受かるんですよ。
やりこみ方もちゃんと紹介しますよ!
まず一度に全部やろうとするのではなくコツコツやったほうがいいです。理由は読めばわかります。この本はⅠAⅡBそれぞれ大体15から20くらいに分かれています。だから毎日一パートずつやれば2か月ぐらいで一周できるはずです。私は数学それなりに得意なほうだったので15分くらいで1パート終わっていて問題が多いパートは二日に分けてやって高3の四月前から6月入るまえくらいに一周しました。 皆さんは数学苦手だと思うのでもうちょっと一日当たりの時間かかると思います。数学苦手な妹にやってもらったら一時間くらいはかかってました。結構要求はきついですよ。
基本例題をそうやってバンバン解いていくのですが解き終わった後に問題集の問題の横に解いた日付と以下の記号を書きこんじゃってください。
記号は
完璧に解けて理解したと思ったら 「〇」
計算ミスしたり次解けるか不安だったら「△」
間違えたりまったくわからなかったやつは「X」
を書き込んでください。△と×のついた問題を二週目以降解きなおしていきます。
計算ミスは軽視しがちですが貴方がその問題に出てくるタイプの計算でミスが多いかもしれないことを示唆する貴重なデータなので△として残しておいてください。
×のついた問題は解答をよく読んで理解する、理解できなかったら数学出来る友達や先生に聞いて自分の感覚に落とし込んで理解するのを徹底してください。どうしてもわからないときは丸暗記してください。ふとした時に納得できたりするものです。
二周めは問題を解いてから一週間後にやってください。そう一週間後から量が倍になります。きついかもしれないですが△と×のついた問題だけなので問題の数は減ってます。二回目もまた記号と日付を書き入れましょう。
三周目は4週間後、つまり初めてといてから一か月後にやってください。そうです。さらにきつくするんです。でもそろそろ解ける問題が増えてきて楽しくなってくるかもしれないです。三周めは二回目で△から〇になったものは飛ばしてもいいかもしれません。×が一度でもついた問題は絶対やりましょう。
4周目は長期休みにやるといいです。だから大体二か月か三か月後ですね。時間がなかったらできないかもしれません。
はい、ここまでちゃんとやれば黄チャートのどのページを開いてもすぐに例題が解けるようになっているはずです。つまりセンターの問題は時間さえあればほぼ満点取れる状態になっているということです。すごい。
あくまで私が同級生をみた主観ですが、文系の生徒はそもそも解けないから取れない、理系の生徒は苦手な分野があるのに気づいてないから安定しない、基礎が緩いから計算力が安定しないという理由で取れてないことが多いので 文理どちらの学生にもこれはやってほしいです。
2 第二ステップは簡単です。もう失念しているかもしれませんが、百ます計算の例でいうと練習して完成度を上げる過程です。第一ステップさえ到達していれば、勉強のセンター試験の比重を上げ始める時期に過去問やセンター対策の問題集をやっていれば計算は早くなり傾向はつかめてバッチリ取れるようになると思います。センター試験が廃止されたらこのステップは意味がないですし、本質的な部分ではないです。
一応計算ミスを減らすコツだけ書いておきます。
一日一分くらい時間を計って簡単な計算問題を正確に早く解くというのを毎日続けてみてください。案外これで計算ミスなんかしないですよ。
もうひとつは数のお友達を増やしてみてください。1024は2の十乗とか343は7の三乗とか18くらいまでの二乗とか覚えておくと計算確認が出来たりミスが減ったりしますよ。
あとは焦らないとか一般的な受験哲学ですね。いうて全部解ける問題にしたはずなんだから焦ることなんかないですよ。ドーンと構えてください。
まとめると、時間をかけてしっかり勉強すればセンター数学くらいなら失敗することはなくなります。ただしかなり時間がかかる人もいると思うので志望校に応じてその時間をかけるに値するのか(例えば数学圧縮されるならこんなに時間かける必要はないでしよね。でも、数学で足引っ張ってて他の教科で挽回するつもりでいるならやったほうがいいってことです。)自分で吟味してから始めてください。
個人的には高校数学をこれだけしっかりやれば自信になるくらいの論理的思考力が身につくと思うので受験生じゃなくてもみんなにやってほしいなと思っています。勉強の楽しさもわかるんじゃないかな。
では。